礼文島を歩いていた日

WATA
わかる人にはわかるはずさ 妄想の日だったってことがさ(^o^)

陸(おか)廻り。昆布漁で海に漁へ行くお父さん、陸で帰りを待つ母さん。昔はよく旅する若人はバイトをしながら人生(たび)をしたものだが僕もその一人だ。血気盛んで体力を持て余していたから馴染みの島人に声をかけられ住み込みで昆布干しをした。北部で腕の立つ漁師に見込まれ、跡を継げと言われたこともあったが解釈はできなかった。晴天日は陸(おか)廻り。曇り空は南部で旅館の掃除。どっちにしても肉体労働だった。非番になれば元地に留まっていた桃達を連れて桃岩展望台からサンダルで駆け上がりおさびし山で叫んでいた。